nankyou’s blog

ナンキョウブログ

主に発達心理学について書きます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

優秀な人ほど劣等感を抱く謎

一般的に私たちの感覚的には「劣った人ほど劣等感を抱く」というイメージがあると思われます。しかしながら、「イメージ」と「リアル」が全く異なっている(むしろ逆)ケースがあります。 優秀な人ほど劣等感を抱くと申しましたが、正確には「ある程度の優秀…

思いやりの神様「クーラ」(ギリシャ神話)

神話を読んでいると、昔の人々のどう子どもを教育していくかという考え方が伺えます。道徳や文化を「子どもにも分かりやすく明快にかつ短文で」伝えるのは容易ではありません。※私も分かりやすく伝えるため、大分コミカルに表現しますが、あくまで「語り部の…

清少納言の「発達心理学」

日の下に新しきものなしと言いますが、時代が古かろうと理論化されていなくとも、洞察力や共感力をもとに重要な法則性に気付く人は気付きます。そういった人は現代でも風化していないような表現を残しています。本日の主題は「愛されることの大切さ」扱う古…

朝食を食べると頭が良くなるというウソ

一時期、PTAで話題になった「朝食を食べると頭が良くなる」という話です。 小学生を朝食の頻度で群分けし、成績の関連性を調べたところ朝食を食べている頻度が高い方が成績も良いという相関関係が示されました。 (参考:平成21年度 全国学力・学習状況調…

弟・妹ができるとなぜ盗みをするのか

※大学の講義で受けた非行についての話です。 子どもの非行行動については2つに分ける事が出来ます。1つ目は「盗み」2つ目は「暴力」です。 今日は1つ目の盗みについての話です。 結論から言うと、子どもが非行行動として「盗み」をするのは母性愛の不足、 つ…

日本人のネガティブ遺伝子

大学時代の講義で見たNHKのドキュメンタリー番組、「人体3(第5集)」でやっていた話です。 脳の分泌で人の性格が決まるとの話で、そこに遺伝子が関係しています。 (当然といえば当然) ただ印象的な話が1つあります。要するに性格特性を決めてしまう 「ネ…

共感性羞恥者の日常

小学生の頃、給食で嫌いなものが食べられずにいつも残されている同級生がいました。 皆が遊びにいったり、お話をしたりする中でポツンと教室に残され、黙々と給食を食べている光景。 その光景を昨日の事のようにはっきりと思い出せます。 私は日本のドラマや…

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